新生活に合わせて、不足の無いように分電盤を改造します。
安全ブレーカ(サーキットブレーカとも呼ばれます)は、
分電盤から各部屋へ続く回路ごとにつけられています。
電気機器の故障によるショートや使いすぎで許容電流
を超えた電流が流れた時、電気を遮断します。
炊飯器をつけたまま電子レンジを使うと安全ブレーカが
落ちる…ということが無いように、各部屋の電気容量を想定し、
安全ブレーカに配線を施工していきます。
配線関係が終わるころ、プラスターボードを施工していきます。
プラスターボード(=石膏ボード)は耐火、防火、遮音、断熱に優れ、
温度・湿度に対して伸縮しにくいため、施工性も高い材料です。
クロスやペンキ、その他の材料の下地として貼られます。
仕上がり状態をイメージし、ボードのは貼り方もひとつひとつ
指示していきます。仕上げ材、巾木、壁の角など、
すっきりとした仕上げにはボード施工は確認事項が多い段階です。
職人さんは僕の作成した図面を壁に貼って、何度も確認していました
ここには姿見(大きい鏡)を設置しますが、
ボードの貼り方にもひと手間かけ、鏡の厚み分へこませて施工します。
こうすることで壁面と鏡面がでこぼこせず
フラットにすっきりと仕上がります。
壁の角にはコーナービードを、
足元は巾木を設けない代わりに見切り材を設置していきます。
玄関のタイルももうすぐ施工です。
このタイルはタイル業者さんのご好意で頂けることになりました。
在庫が倉庫に余っているとのことです。ありがとうございます!
工事が円滑に進むように、
業者さんとはなるべくコミュニケーション
をとるようにしていますが、嬉しいです!
2015年09月07日