T邸1Fリフォーム、リビングダイニング完成しました。
こちらのメインは上質コンパクトキッチン。

コンパクトキッチンといっても
作業性や収納性を失いたくありません。
まずは使いやすい寸法を考えます。
通常、奥行60cmで作ることが多いのですが、
今回は70cmとし、さらに10cmのカウンターも設けました。
たったそれだけですが手の届くところに多くの道具が
置けるようになり、作業性が大幅に上がります。
次に取り出しやすく収納力もたっぷりのワゴン。
上は作業スペースとして使えるので、使い勝手が広がります。
ガス下、シンク下収納と合わせると結構な収納力です。

シンクには水切りトレーがあり、洗い物はまずここへ。
(トレーは作業スペースも拡げてくれます。)
さらに上部戸棚の左下も水切りとし、
洗ったお皿はすぐ上へ置けるようにしました。
扉を閉めると隠れますので、雑然としません。
仕上はタモの突き板を染色し、
元々あった家具と調和するようしました。
電子レンジも収納しているので、
その他のキッチン家具は不要です。
幅180cmのコンパクトサイズですが、
充実キッチンになりました
! (2015.10)

設計監理:玉那覇仁建築設計事務所
撮影:玉那覇仁
2015年10月25日